ごあいさつ

代表 たかもり わかな

 長い人生を歩む中で、楽しいことやハッピーなこと、この上なく嬉しいことがあったり、悲しかったり寂しかったり、不安や苦しさなど様々な気持ちを体験します。それは誰にでもあることで、「自分はダメな人間だ」なんて、思ったことは誰しもあるでしょう。ここは、そんな苦しい気持ちや悲しい気持ち、不安や人生を歩む怖さに、一緒に寄り添ってサポートできるところです。「人はひとりでは生きられない」と言います。でも、環境であれ主観的であれ、孤独になっている人はたくさんいると思うんです。かといって、病院に行くほどではないし、そもそも医療なんてハードルが高い、周りに何て言われるかもわからないし…そんな方にこそ、ぜひこの相談室を利用していただきたいんです。困っているけど、誰にも助けを求められない方、ぜひこの相談室のドアをノックしてみてください。全力でサポートします。もちろん、そこまで困ってはいないけど、誰かに話を聞いて欲しい!定期的に愚痴りたい!そんな方も大歓迎です。
私は、これまで児童養護施設や児童精神科、発達障害児の療育施設で働いてきました。その中で学んだ一番大事なことは、「人と繋がる力」です。それはご本人が自ら動いた時もあれば、周囲が繋いでくれたり、たまたま偶然そうなった、みたいなこともあるでしょう。どんな流れであれ、誰かと繋がることができれば、そこから変わっていくことができます。「繋がる力」はとてもパワーがいるものです。特に、大人になればなるほど、助けを求めることが出来にくくなっていきます。環境的に難しかったり、周囲の目が気になったり、勇気が持てなかったり、きっと繋がってもうまくいかないって悲観的になったりもするでしょう。人と繋がるということは、それだけ大変なことです。なので、私はいつも「私たち専門家と繋がってくださって、本当にありがたいことで」と感謝をするのです。そして、乗り越えて繋がってくださったのだから、一生懸命サポートし、クライエントのために尽力する、ということを心がけています。尽力すると言っても、あれこれ押し付けるわけではもちろんありません。人生の主人公はクライエントです。クライエントの心が少しでも楽になり、下を向いてでも上を向いてでも、人生を一歩一歩進んでいくことを、時には伴走者として、時には先導者として、寄り添いサポートしていきます。ぜひ、ご相談ください。